本年度(社)東広島青年会議所は復興支援事業として、
福島県の新地町みどりの少年団13名(新地町立駒ヶ嶺小学校の5年生の
男子7名女子6名)を東広島市に招きました。
本事業は、福島県第一原子力発電所の事故の影響で自然にふれる機会が
少なくなった子供たちに、同じ緑化活動に取り組む東広島みどりの少年団の
サマーキャンプに参加してもらうことにより、自然とふれあい、そして東広島の
子供たちと交流することにより震災で傷ついた心の傷を少しでも軽減し、
心の復興に繋がることを目的に開催致しました。
7月26日(木) 歓迎レセプション
夕方に東広島駅に到着し、賀茂泉ホールで歓迎レセプションを開催致しました。
このレセプションでは、生城太鼓の演奏、手品ショーなど様々な楽しい演出を行いました。
また参加した東広島みどりの少年団の団員と福島県の子供達は
さっそくこのレセプションで仲良くなりました。また、最後に引率者の伏見先生より
3月11日の震災の時の状況や子供たちが原発の影響で自由に外で遊ぶことが出来ず
不自由な思いをしているなど、現状の状況についてお話をして頂きました。
歓迎レセプション(若干、緊張気味です)
7月27日(金) 酒蔵見学及びお好み焼き教室
早朝より、当青年会議所 副理事長 前垣副理事長の
説明のもと西条の酒通りそして賀茂泉様の酒蔵を見学いたしました。
昼食は、五エ門にて広島お好み焼き教室を行い、子供たちが実際に
広島のお好み焼きを作りました。みんな上手に作ることが出来、大変美味しく頂きました。
7月27日(金)~29日(日) サマーキャンプ
東広島の少年団と一緒に憩の森公園にてサマーキャンプが開催されました。
福島県の子供達は、東広島の少年団とともに各班に分かれて活動を行いました。
食事作り、キャンプファイヤー、ウォークラリー、天体学習など様々な活動を行いました。
この2泊3日のサマーキャンプでたくさん自然触れ合う事ができ、
子供達はたくさんの新しい友達が作ることができました。
全員でキャンプファイヤー!
7月30日(月) 平和学習
広島市観光ボランティアガイド協会の方の説明のもと
平和公園そして原爆資料館を見学しました。
子供たちは、サマーキャンプで疲れているにも関わらず
真剣にガイドの方の話を聞いていました。
原爆ドームを見ています(何を感じているのでしょうか)
今回は福島県の子供たちが東広島に来てサマーキャンプを行いましたが、
いつの日か、東広島のみどりの少年団の子供達が福島県に
行って活動ができる日が来ることを信じております。
本事業にご協力して頂きました皆様、本当に有難うございました。
復興支援実行委員会
実行委員長 岩井 康隆
副実行委員長 今岡 学